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経営戦略の一つである「プレスリリース」

うさぎ私は、経営戦略として広報活動は欠かせないものだと考えています。

マスコミに報道してもらうための「プレスリリース」というものがありますが、いかに取り上げてもらうか、そしてどのように取り上げてもらうか、そのつくり方や使い方によって、全く変わってきます。

先月『マスコミが思わず取り上げたくなるプレスリリースのつくり方・使い方』という本が出版されました。

著者は、プレスリリース配信会社<スーパーピーアール(株)>を経営されている、「蓮香 尚文」氏です。 蓮香氏は「マスコミ夜話会」、「広報達人会」といった、企業の広報担当者を対象にした各種セミナーを東京で開催されています。

私も時々、「マスコミ夜話会」にはお邪魔させて頂きますが、とてもクオリティーの高いセミナー&懇親会です。

29日には出版記念講演も行われました。
私は諸事情で参加することが出来ず、とても残念でしたが、大成功だったようです。


本題に戻すと昨今、マーケティング関連書でプレスリリースの活用を紹介しているケースを見かけますが、あくまで手段として紹介している場合が多く、この書籍のようにプレスリリースの使い方・作り方に特化し、事例を豊富に盛り込んだ実用書は今まで類を見ないと思います。

これは著者が30年以上もの歳月をプレスリリースに費やし、どうすればマスコミに取り上げられるのか、こだわり続けてきた経験の裏付けである感じます。

中小零細企業はプレスリリースを使うことで大きく飛躍できる可能性があります。
そういった意味でも強者である大企業は元より、私のような弱者必勝の指南書になると思います。


 ▼スーパーピーアール(株)
  http://s-pr.com/

 ▼マスコミ夜話会
  http://s-pr.com/yawakai/

 ▼広報達人会
  http://s-pr.com/koho-lecture/

 ▼スーパー広報Blog
  http://super-koho.ameblo.jp/


マスコミが思わず取り上げたくなるプレスリリースのつくり方・使い方
emg * 書評 * 19:32 * comments(0) * trackbacks(0)

ランチェスター経営戦略 in Toyohashi

男2昨日は去年11月に引き続き、ランチェスター・セミナーへ出席してきました。主催は「ランチェスター経営豊橋」さんです。今回は、三部構成で約5時間という長丁場のセミナーでした。

第一部は、地元企業さんが、どのような戦略に基づきビジネス展開されているのか、リフォーム業界『(株)レオック(REOCC)』さんの具体事例での体験発表。
第二部は、お馴染み(株)インタークロス『栢野克己』氏。
第三部は、ランチェスター戦略の大御所、ランチェスター経営(株)『竹田陽一』氏。

さて第一部のレオックさんの事例ですが、ここでは詳細に関して多くは書けませんが、とても緻密に計算された戦略を取られていることです。

まず、地域戦略において営業エリアの絞込みを徹底的に行われています。
このことでかなり時間効率が上がっているそうです。

商品戦略に関しては、それまで広範にわたり色々なリフォームを手がけていたものをある一つのものに絞り込んで、効率を上げています。
これは、時には“捨てること”も重要であるということを物語っています。

それからとても面白い発想だなと思ったことは、支店に当たる店舗の名前のつけ方です。
通常であれば、市・町の名前がそのまま支店名になるところを、お客様の視点に立って、地元住民の誰もが知っている地名で名前付けしている点です。

プレゼンをしてくれた、レオックの社長さんがこんなことを言っていました。
“自分と対面した人から、「トイレはどこですか?」と聞かれた場合に、どのように答えますか?”

自分から見て左方向にあった場合、思わず「トイレは左手にあります」と言ってしまいそうです。
でも対面した人にとっては、トイレは右方向にあります。

こういった部分が本当の意味での顧客視点であると言えます。

その他、エリア探索している点もすごいなと感じました。
正に足で稼ぐといったところでしょう。


第二部は、栢野さんの成功事例100連発です。
ランチェスターの基本である9つの戦略を数々の事例を用いて解説して下さいました。

 ・商品戦略
 ・地域戦略
 ・客層戦略
 ・営業戦略
 ・顧客戦略
 ・組織戦略
 ・財務戦略 
 ・時間戦略
 ・やる気戦略

色々な業種がありますが、他業種から学ぶべきことは多いですね。
栢野さんの講演は、いつもパワーがあってやっぱいいですね。
ものすごくやる気が出ます。

ところで、栢野さんは4月から1年間、ご家族と一緒に世界一周されるそうです。
しばらく彼のブログが読めなくなると思うと寂しいですね。
どうかお気をつけて行ってらっしゃいませ。

第三部は、竹田氏の戦略・戦術についてのお話です。
戦略と戦術の区別をしっかりしないと的外れになってしまうため、これらの違いをしっかりと認識するよう力説されていました。

戦略とは・・・目に見えないもの。
戦術とは・・・目に見えるもの。

中小零細企業において、
社長がやるべき仕事が戦略86%。
社員がやるべき仕事が戦術14%。

社長が行う仕事が、いかに社運にかかっているかということですね。


セミナー終了後、懇親会のため会場を割烹「一平」に移しました。
豊橋にこのような美味しい割烹料理店があるとは知りませんでした。

私は、「セミナー+懇親会」が1セットだと思っています。

懇親会では、福岡でポストカード専門店を営んでいる「ホワイトベース」の小串社長が真向かいにいらっしゃって、とてもすばらしい業を伝授していただきました。


皆様方、本当にありがとうございました。

セミナーへ出席していつも思うことは、そこで学んだことをいかに自分のビジネスに落とし込み、素早く実行するかです。
「良い話を聞けた」だけでは、お金の無駄遣いになってしまいますから。


 ▼(株)レオック 
  http://www.reocc.co.jp/

 ▼(株)インタークロス
  http://www.q-venture.com/

 ▼ランチェスター経営(株)
  http://www.lb-c.com/

 ▼割烹 一平
  http://www.homecoming.jp/street/050601/index.asp

 ▼(有)ホワイトベース
  http://www.white-base.com/

 ▼ランチェスター経営豊橋
  http://www5c.biglobe.ne.jp/~fpymgc/index.htm


emg * - * 23:59 * comments(0) * trackbacks(0)

保険CMと医療制度改革

タヌキ昨年、生命保険のテレビCM時間が自動車CM時間を抜いたそうです。
最近はホントめまぐるしくオンエアされていますよね。

このように消費者にとって選択肢が広がったことは、良いことだとは思うのですが、逆にどれを選んだ選んだらよいのか、わかりにくくしている感もあります。

さてこのことと医療制度改革とどんな関係があるかというと、「混合診療」の拡大に関係しています。

「混合診療」とは、健康保険が適用される診療と適用されない診療とを一緒に行うものです。

現行では、心臓移植や遺伝子診断といった高度な先進医療や差額ベッドなど、「特定療養費制度」として認められている一部を除いて禁止されています。

それを今回の法案で拡大しようとしています。
実はこうなることで、国民負担が増大することが懸念されています。

今まで自由診療(保険適用外)を行う場合、保険適用の部分があっても適用外として扱われてきたため、混合診療になれば負担が減るじゃないかと思われるかもしれません。

しかし今後は適用外の部分が多く使われる可能性もあります。
そうなれば国民の医療費負担は今後ますます増えていきます。


さて、ここで民間保険会社の医療保険が登場します。
負担増大分をこれで補えば良いという発想です。

小泉首相の諮問機関に「規制改革・推進会議」ならびに事務局の推進室というものがあり、ここへは民間の生命保険会社の人間が多く出向しています。

そして「混合診療」解禁の答申作成を行うのが事務局となっています。

つまりがこの法案可決は、保険会社にとってビジネスチャンスでもあるのです。

医療の分野にビジネスを結び付けているあたり、ちょっと嫌な感じを受けてしまいます。
私一個人として、そういった部分に関しては、この法案は、良いものではないなと思ってしまいます。
保険に携わる人間として好ましくない発言かもしれませんが。。。

皆さんはどう思われますか・・・?


emg * - * 18:02 * comments(0) * trackbacks(0)

日々の活性化・夢の自己実現 〜 ブログ道 〜

昨年末に予約注文してまで買った本があったのですが、それまでに買った他の本を読破しておらず読めずにいましたが、やっと読むことが出来ました。

やはり思ったとおりの良書でした。それは、久米信行さんが書いた『ブログ道』です。

前作『メール道』に次ぐ作品です。
私が読んだ本の中では5本の指に入る良書です。
前作を読んだあと、私のメールの書き方はずいぶんと変わりました。

今回、この『ブログ道』を読んだあとも、とても感銘を受けました。
昨今ブログに関する本が多く出ていますが、それらとは一線を画します。

これによって私のブログの書き方や使い方に変化が出てきましたし、何より今まで以上にブログを楽しむことができそうです。

ある種のテーマだけを書くのではなく、本業・縁者・一個人に関してそれぞれ三分の一の割合で書く事が望ましいと本に書かれていましたが、とても共感できます。

私もこのブログを書き始めるとき、仕事に関することを書いていこうと思ったことがありましたが、それではつまらないものとなってしまうだろうと考え直し、このような感じにしてきました。

どうやらこの考え方は間違えではなかったようで安心しました。

この本の中で特に興味深かったことは、世の中のことは「ニ・六・ニの法則」で動いているということ。そして「共創共栄」という考え方。

これを意識しただけで、肩の力を抜いて気軽に書けるとともに、ブログの世界が濃密なものとなって行くと感じます。

これからブログを充実させて行きたいと考えている方にはとてもお勧めです。

これはまさに大人のブログ本です。


ブログ道








emg * 書評 * 03:05 * comments(0) * trackbacks(0)

音楽文化がすたれてしまう 〜こんな法律があったとは 『電気用品安全法(PSE法)』〜

カラオケする子供達お恥ずかしい話ですが、このような法律があったとは、つい最近までニュースを見るまで知りませんでした。

1999年に「電気用品取締法」が施行され、その後「電気用品安全法(PSE法)」として改正され、2001年4月1日に施行されました。
規制対象品にはPSEマークの表示がないと販売できないというものです。

その際、経過措置として販売の猶予期間が設けられており、第一弾として猶予期間5年のものは、3月末までが猶予期間となっています。

規制対象品に関しては4月からは中古品を買うことも売ることも出来なくなってしまいます。

このことでリサイクル業を営む方は大打撃を食らってしまいます。


ところで、対象製品はどんなものがあるのかと調べてみると、音響機器が対象となっていました。
これ見て「困ったな〜」と。。。

私は音楽をたしなむので、ギターアンプ等の音響機器やオーディオ機器に、とても興味があります。

私が持っているギターアンプは、バルブ(真空管)が使われています。

ギターを弾かれる人はご存知だと思いますが、バルブを使ったアンプは、トランジスターを使った機器では味わうことが出来ない、とてもすばらしい音色を奏でます。

この法律によって今後は、俗にヴィンテージものといわれるものが手に入りにくくなってしまいます。(救いはオークション等での個人売買は問題ないということです)

これは音楽に携わるミュージシャン達も非常に困ると思います。
いい音創りが出来なくなってしまうからです。

またある意味、これからの音楽文化の発展に支障が出て来るかもしれません。

官僚は、こういった法律を施行することによって、今後どのような支障が出てくるのかしっかりと考えているのでしょうか・・・?


PSE法について調べていると、こんな署名運動がありました。
坂本龍一 氏達が発起人となっています。
私は音楽好きとして、スグに署名いたしました。


    【日本シンセサイザー・プログラマー協会】
     電気用品安全法(PSE法)に対する署名
     https://www.jspa.gr.jp/pse/index.cgi




emg * 日々について * 21:52 * comments(0) * trackbacks(0)
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