2月16日に『京都議定書』が発効されました。
ここ数日、マスコミ等で頻繁に目にするようになりました。
ところで、皆さんはこの『京都議定書』という言葉、今まで
聞いたことありましたか?
この『京都議定書』は、'97年12月に京都で会議が開催された
ことが、この名前の由来です。
簡単に言えば、「地球温暖化を防止するための国際条約」です。
私は、3年程前にある団体で「地球温暖化対策」に関する事業
を行っていたので知っていましたが、果たしてどのくらいの
人がこのことを知っていたのでしょうか?
マスコミでは、「国が・・・民間が・・・」と言っています
が、国民一人一人がこの問題をしっかりと認識しなければ、
いけないのではないかと感じます。
京都会議開催からもうすでに7年の歳月が経っていますが、
このことをもっと早くから国民にPRすべきではなかったで
しょうか?
国民一人一人が出来ることは
たくさんあります。
実はこの議定書が策定される中で、唯一「国民」という言葉
が出てくる項目もあるのです。
<
地球温暖化防止行動計画 第五 講ずべき対策>
3 二酸化炭素の吸収源(森林等の緑)対策
1 国内の森林・都市等の緑の保全整備
(2) 都市等における緑の保全創出
[3] 国民の参加、資金の拠出による緑化を推進する。
今、マスコミで報じられているのは、
「地球温暖化対策」=「国・法人のCO2削減対策」と読み取
れてしまうのは私だけでしょうか?
このままでは国民レベルが傍観者となってしまうような感じ
を受けてしまいます。
私は将来の世代に、その生存と発展の基盤である良好な地球
環境を引き継ぐことは、現在、地球環境の恩恵を受けている
我々の世代の責務であると考えます。