昨日は名古屋の地で、今話題奮闘中のライブドア社長 堀江貴文氏のセミナーへ参加してきました。
2部構成のセミナーとなっており、第1部は堀江氏の講演、そして第2部は堀江氏を含む、愛知県の起業家を交えてのパネル・ディスカッションでした。
堀江氏は、スーツの中にTシャツ、そしてスニーカーといういつもながらの格好でした。
『儲かる会社のつくり方』と題する本セミナーでは、最初にキャッシュ・フロー経営的なお話をされていて、商売の基本は資金繰りをしっかりとしなければいけないことを力説されていました。
また好きなことではなく儲かる商売をやりましょう、ということ、そして、粗利益が高くしかも前払いがなく仕入れがいならい商売が最も良いと言われていました。
このあたりの内容は、どこでも聞けるようなお話でしたが、特筆だったのは、貯金は「悪」だと言われたことでした。
そもそも貯金とはかつての日本国が軍費を稼ぐ為に、国民からお金を集める手段で、あまりにも古い制度が未だに行われているのです。
今やベンチャー企業にどんどん投資すべきだと言われていました。
起業するにも、投資するにも最悪はゼロにしかならず、リターンは無限大だと。
ライブドアの前身であるオン・ザ・エッジを設立する際に、ある方が100万円投資してくれたそうです。
その後上場し、100万円が16億円に膨れ上がったそうです。
講演の最初は、あまりにもありふれたお話だったので、ちょっとがっかりしていたのですが、中盤から徐々に堀江氏ならではの型破りな発想論を聞くことが出来ました。
期待していた野球に関するお話は、質疑応答共に全く触れられず、少し残念でしたが、これは現段階ではやもえないことでしょう。
サイン本も頂くことができ、破格のセミナーだったと感じました。