お恥ずかしい話ですが、このような法律があったとは、つい最近までニュースを見るまで知りませんでした。
1999年に「電気用品取締法」が施行され、その後「
電気用品安全法(PSE法)」として改正され、2001年4月1日に施行されました。
規制対象品にはPSEマークの表示がないと販売できないというものです。
その際、経過措置として販売の猶予期間が設けられており、第一弾として猶予期間5年のものは、3月末までが猶予期間となっています。
規制対象品に関しては4月からは中古品を買うことも売ることも出来なくなってしまいます。
このことでリサイクル業を営む方は大打撃を食らってしまいます。
ところで、対象製品はどんなものがあるのかと調べてみると、音響機器が対象となっていました。
これ見て「困ったな〜」と。。。
私は音楽をたしなむので、ギターアンプ等の音響機器やオーディオ機器に、とても興味があります。
私が持っているギターアンプは、バルブ(真空管)が使われています。
ギターを弾かれる人はご存知だと思いますが、バルブを使ったアンプは、トランジスターを使った機器では味わうことが出来ない、とてもすばらしい音色を奏でます。
この法律によって今後は、俗にヴィンテージものといわれるものが手に入りにくくなってしまいます。(救いはオークション等での個人売買は問題ないということです)
これは音楽に携わるミュージシャン達も非常に困ると思います。
いい音創りが出来なくなってしまうからです。
またある意味、これからの音楽文化の発展に支障が出て来るかもしれません。
官僚は、こういった法律を施行することによって、今後どのような支障が出てくるのかしっかりと考えているのでしょうか・・・?
PSE法について調べていると、こんな
署名運動がありました。
坂本龍一 氏達が発起人となっています。
私は音楽好きとして、スグに署名いたしました。
【日本シンセサイザー・プログラマー協会】
電気用品安全法(PSE法)に対する署名
https://www.jspa.gr.jp/pse/index.cgi